Orange Garden Extra

「オランダ代表」、「アヤックス」、「相棒」、「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」、「タモリ倶楽部」、「芸人マジ歌選手権」をマッシュアップして書くブログ。
最近は不定期に放送される「蛭子能収・太川陽介 ローカル路線バス乗り継ぎ 人情ふれあい旅」と「ROCKETMAN SHOW」と・・・山登り記録が中心です。

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【#60】
「Runners-Up」 大前勇人くん、2年目の夏

「Runners-Up」、この言葉はW杯で言うフランス代表の事を指します。いわゆる「準優勝チーム」という意です。時に健闘を称える言葉、また時に優勝を目の前に敗れ去る残酷な言葉に変わる不思議な言葉です。そして、この「Runners-Up」を2年連続で経験した高校生が居ます。大前勇人選手、夏の甲子園・千葉代表を目指して2年連続で準優勝に泣いた・・・いまだ甲子園未デビューの、関東の「スーパー2年生」です。




「戦国千葉」: 例年以上に”大激戦”だった千葉県予選

大抵はどこの都道府県も甲子園出場の「本命」が居て、それを阻止すべく「対抗馬」が居て・・・地方予選が繰り広げられるワケですが、こと千葉県予選となると「例外」の域に入ります。有力選手が県内各地に分散するというか、毎年のように優勝候補が10校~20校、もしくはそれ以上とも言われる「戦国千葉」、今年の予選もその言葉に恥じない「大激戦」でした。昨年秋の関東覇者である、唐川投手擁する成田が早々と敗退。春季関東大会ベスト4の東海大浦安、そして昨夏代表の銚子商も準々決勝で敗退。絶対的な本命不在のなか混戦の様相を呈した今大会で1校の「シンデレラチーム」が千葉県予選を席巻しました。市立稲毛高校、2回戦で上述Aシードの成田を破り、準々決勝でも強豪・市立船橋を破る「快進撃」を見せた高校です。この県内有数の進学校が有名強豪校を連破して、このミラクルが「戦国千葉」をより色濃いモノとさせていきました。

「親子鷹」: 2年前の勢い再び・・・甲子園のキップを掴んだ「ダークホース」千葉経済大付

その市立稲毛も、さすがに準決勝では「横綱」拓大紅陵に力負け。拓大紅陵は例年通りの「ソツ無い野球」に加え、上記の「スーパー2年生」大前勇人選手という「スター」をも擁するチーム。(Oranje徒然草【第80段】「木更津」にも書きましたが)昨夏は決勝戦で延長戦の末に銚子商に惜敗、あまりの悔しさに泣き崩れ、試合後の閉会式に姿を見せられなかった大前くんが一回り”大きく”なって千葉県予選決勝戦へ舞い戻りました。松丸主将をはじめ、昨夏の「悔しさ」を味わった選手を軸にファイナルに勝ち上がってきた紅陵・・・決勝の相手は、こちらも大方の予想に反してダークホースのノーシード校・千葉経済大附属。2年前の夏には松本監督×松本啓次朗投手の「父子鷹」でダルビッシュ・東北を破る金星!甲子園ベスト4まで進出した高校です。

紅陵と経大付による今夏の決勝戦、8回まで3-0と経大付がリード。しかし8回裏、紅陵は大前くんの2ランホームランで3-2と反撃の狼煙!9回には併殺崩れの間に3-3、土壇場で同点に追いついた紅陵!なお2死2,3塁とサヨナラ勝ちの大チャンス。ここで紅陵のバッターは「スーパー2年生」大前くん。対する千葉経済大附のマウンドを守るのは「1年生ストッパー」内藤くん。負けたら終わりの夏予選、しかしこの両校の命運を握るシーンは・・・まだまだ「先がある」この両者の対決に凝縮されました。結果はセカンドフライ、己の決め球スライダーを信じて投げ込んだ内藤投手がスラッガー・大前くんを封じました。紅陵はチャンスを逸しました。

その後、延長10回に思わぬ形で決着が着きました。今度は逆の形で経大付が2死2,3塁、ここで内野ゴロ、凡退か・・・3アウトかと思った紅陵側に落とし穴。内野ゴロ処理を誤まり一塁送球が一塁手の遥か頭上へ・・・これで塁上の2人の走者が生還し5-3、延長戦で勝ち越した経大付が甲子園のキップを掴みました。今回も松本監督の次男・歩己くんがショートを守り、再び「親子鷹」で臨む今夏の甲子園。啓次朗投手の時はベスト4、今年のチームは1,2年生も多いヤングチーム。再び経大付が千葉県代表として「旋風」を巻き起こす可能性もあるはず。松本監督の目標も「全国制覇」、駒大苫小牧横浜、清峰、八重山商工ら(岐阜城北は・・・(泣))続々と強豪が集う今夏の選手権・・・この層々たる顔ぶれの中でも存在感をぜひ見せて欲しいです!

そして2007年春2008年春と2年連続センバツ出場の千葉経済大附属、着々と「全国制覇」の道へ・・・

「拓大紅陵」: 2年連続の「Runners-Up」・・・大前くん、チャンスはあと2回のみ。

準々決勝では銚子商に昨夏のリヴェンジを果たしました。大会を通じてシード校が続々と姿を消して行きました。今年こそ紅陵・・・そう信じて疑いませんでした。それだけに、この決勝の速報を聞いて愕然としました。紅陵らしい粘りを見せ、大前くんも上述の2点本塁打を放ち・・・2年越しの「ドラマ」を演出する要素も十分にありました。しかし、そのドラマは2年連続の「Runners-Up」という厳しい結末に・・・。昨夏の甲子園では本田くん(京都外大西)、中田くん(大阪桐蔭)という関西の「スーパー1年生」が大暴れ。その活躍の”輪”に入れなかった関東の「スーパー1年生」は2年となった今年、ケガをも乗り越えて念願の甲子園出場に挑みます。

しかしチームは昨秋は昨夏と同じ銚子商に敗れ、今春はセンバツ出場校・成田にコールド負け。なかなか歯車の噛み合わないチームながら、松丸主将を中心に「まとまり」を取り戻しました。エンディングはミスによる「Bad Day」な結末となってしまいましたが・・・「戦国千葉」な大会の中で紅陵の底力は見せました。「スーパー2年生」大前くんに残された甲子園出場のチャンスもあと2回のみ。次は主将で?「スーパー3年生」になる大前くんに、果たして甲子園の舞台は用意されているのか否か・・・次こそは”前者”であると祈りたいです。

そして1年後、07年7月22日の千葉県予選4回戦「鎌ヶ谷 11-3 拓大紅陵」まさかの「8回コールド負け」という信じられんニュースが。ABC「速報!甲子園への道」放送開始前に姿を消すなんて・・・気持ちの整理がまったく付きません。この3年間で甲子園出場がゼロ。ただただ涙目に暮れる、大前勇人くんの最後の夏・・・




ミスで自滅した紅陵・・・今春センバツでも守備から自滅したチームがありました。【#45】「Bad Day」で書いた関西高校(岡山)、こちらは春センバツ後に春季中国大会優勝、そして夏の岡山県予選も制して、相変わらず県内(中国地方内も?)「敵無し」で・・・夏の甲子園に帰ってきます!そう、熊代くんが甲子園に戻ってくるのです。彼らも当然、春の「忘れ物」を取りに来るはず。アムステルダム・トーナメントを挟んで、いよいよ開幕ですね。(平成の新怪物・田中投手を軸に)駒大苫小牧の夏3連覇、そして(野球センス抜群のショート・高濱くんを擁する)横浜の春夏連覇がクローズアップされるであろう今大会に、きっと関西も割って入るはず・・・拓大紅陵が(2年連続で)甲子園に手が届かなかった現在、関西高校は今夏も”最注目”チームです。熊代くんのみならず「上下コンビ」や強打の安井主将を打の中心に・・・豪快な野球を繰り広げてもらいたいモノです。出来れば関西は初戦(同ブロック内)での駒苫、横浜との対戦を避けて欲しいなぁ・・・あと経大附とも(爆)

”雨チーム”千葉経済大付豪雨に屈した2006年夏の甲子園については【#63】「ベストバウト」の記事にて

テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

  1. 2006.07.30(日) 02:33|
  2. 高校サッカー&高校野球
  3. | TB:0
  4. | コメント:3


コメント

千葉人

おはようございます

いや~我が母校が千葉経済に負けてとてつもなく悲しいです・・・

私が高校一年の夏以来甲子園に行っていないのですよ・・・(泣)


昔は野球も強かったのにぃ!!


それにしても千葉経済って今考えると急に強くなった気がするんですよねぇ~

私の友達も物凄くビックリしているんですよ。

千葉=市船、成田、八千代松陰、市習
とかだった気がするんですよねぇ・・・


  1. 2006/07/30(日) 07:49:36 |
  2. URL |
  3. 猫娘 #-
  4. [ 編集]

春の再戦なるか 横浜vs八重山商工

せるさん、コメント毎度です。
おっしゃるとおり、センバツ以上の強力打線となっている横浜は、昨日の決勝で8番に入った2人がともにホームランを打っているように、そこそこの投手では到底抑えられないだけの破壊力があります。
だから甲子園で、この横浜に勝てるチームがあるとすれば、スゴイ投手がいて、打線も活発なところだと思います。
とすれば、センバツで横浜を5回1/3=2安打に抑えた豪腕・大嶺のいる八重山商工が一番手ではないでしょうか。
ちなみにボクは、この夏のV候補は横浜が一番手、大阪桐蔭(まだ出場決まっていませんが…)が二番手、八重山商工が三番手だと思ってます。
  1. 2006/07/30(日) 09:38:39 |
  2. URL |
  3. kazz-ya #-
  4. [ 編集]

大嶺投手

猫娘さん、千葉の代表校はそれこそ“猫の目の様に”変わりますよね!ここ近年で夏の千葉県予選を2連覇したのは市船だけだったような?いかに「戦国千葉」を勝ち抜くのが至難の業か・・・在学中に甲子園に行けただけでもかなりの幸運ですよ。しかし、猫娘さんがおっしゃる通り・・・千葉は県都・千葉の高校より郊外の高校の方が強い不思議な県でもありますよね・・・拓大紅陵、志学館、木更津総合など「木更津勢」も強いし(笑)

kazz-yaさん、センバツ後は九州大会を圧倒的な力で制し、そして夏の甲子園代表へも堂々の「一番乗り」・・・もはや八重山商工が話題性のみでは無いチームであるのは周知の事実ですね。おっしゃる通り大嶺投手の豪椀ぶりは見どころの一つでしょう。あと日本文理(新潟)のエース・横山投手も(出てくれば)楽しみな投手です。埼玉栄(埼玉)の木村投手、鷲宮(埼玉)の増渕(竜)投手やそして岐阜城北の尾藤投手も夏の甲子園で見てみたい投手だったんですけどね・・・。そう言ってる間に名電・堂上くんが甲子園に復活かな??

優勝候補を挙げるのはいささか気早ですが、自分は文中に挙げた関西、あと北野監督率いる「炎のチーム」福井商業(もしくは敦賀気比?)、そして木内監督が総監督で現場復帰した?常総学院(茨城)の名も挙げたいです。常総は昨秋の関東大会で横浜と延長までもつれる試合をして、センバツ出場権争いで惜しくも横浜に道を譲った高校ですからね。その横浜がセンバツ優勝とあっては、この「北関東の雄」も(出てくれば)黙っちゃいないでしょう。今回も関東勢はかなり心強いメンツが揃って(「早実vs日大三」、西東京の決勝カードも凄い!)、北関東のメンツも面白いのかな・・・と思いきや、文星芸大付(旧・宇都宮学園)が不祥事で・・・どうなりますかね?せっかく校名変更をアピールする場をゲットしたのに。しかし横浜、下位打順でもホームラン連発とは・・・(決勝の「ビッグ2対決」!東海大相模戦は特に)“史上最強“の名に恥じぬ「鬼」っぷりですね!
  1. 2006/07/30(日) 09:56:24 |
  2. URL |
  3. せる@管理人 #mQop/nM.
  4. [ 編集]

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